お釈迦様舎利安置（2004年3月24日建立）

スリランカの涅槃像と当地建立の趣旨

釈迦公園の釈迦の立像と涅槃像は、11世紀−13世紀のスリランカの首都であったボロンナルワのカルヴィハーラに祀られている釈迦像を模して建立されたものであります。
ガルヴィハーラの釈迦像は、当時の王であったKing Parackr mabahu Great(AD1153-1186)により35年かけ建立されたものであります。

ガルヴィハーラには、坐像、立像、涅槃像の三体が並んで建立されていますが、これらはその内の立像と涅槃像の二体を模して水野秀昭が建立いたしました。
カルヴィハーラの三釈迦像は現在世界遺産に指定されております。

スリランカ国のジャヤワルデネ元大統領が1952年9月敗戦国日本に対するサンフランシスコ対日講和会議の席上、「ソ連邦の日本国分割要求に反対し、 賠償放棄を宣言され、憎悪で持って憎悪を消すことは出来ない、憎悪を捨て愛と礼節で日本に接するべきである」と仏陀の教えをひいて云われたのでした。

日本は正に救われたのであります。

現に元大統領の自宅には戦後の吉田茂初代首相よりの感謝の書簡が飾ってあります。
「貴国のお陰で日本は救われました」と。
私たち日本人はそういう歴史の真実を忘れてはならないと思います。

日本とスリランカ国の国交樹立50周年を心から祝い、釈迦の建立をお許しいただいたジャヤワルデネ元大統領とサルボダヤ世界平和運動の指導者である アリヤラトネ博士に永遠の感謝を申し上げ、今日ここに念願の釈迦像を建立できました。
心から感謝申し上げる次第です。

なぜ石一刀彫日本一の釈迦涅槃像の設立になったのか？

日本で石材業でいくばくかの財を成し社業も順調であった。しかし、その後、先祖代々の私財および本人私財を4年間で思うことあって 全て使ってしまい無一文になった。仕事もなく流浪の旅人となりスリランカ国に辿り着き、ボランティア活動をして過ごしていた。
そこで目の当たりにしたのが、仏教国の釈迦にまつわる全ての遺跡に巡り合った。幾年かして、スリランカと日本の友好にかられ、恩返しのつもりで、よりパイプを太くする為に、 何をすべきか試行錯誤し、落ち着いたのが、涅槃像であった。
今思い起こせば、お釈迦様が私に暇をくださった。何のためらいもなく石仏を創り出すことになった。又、全ての資産を金に換えた。資産ゼロになってしまった。 その結果、開眼供養祭を開くに到った。

2004年3月24日の2年後にご来駕される
葵の紋でおなじみの高野山館長　徳川家菩提寺
高野山本山蓮花院　東山住職正
その後、毎年4月8日　甘茶祭にご来上

2004年3月24日
カルナシィラカ・アムヌガマ駐日スリランカ国大使ご夫妻
スリランカ大菩薩会会長バーナカラウパティサ高侶
世界的平和指導者Dr.アリヤラトネ博士ご夫妻
在阪領事ネルソンウインターナーゲ氏　など多数

お釈迦様には、八つの足紋があると言われています。
触ってお願いすると願いが叶うそうです。

世界祭祀サルボダヤ本部のDr.アリヤラトネの姿、右手に釈迦仏舎利を！
スリランカ国代表して釈迦仏舎利を持参され建立者の水野氏へ贈呈
釈迦像の廻り、又、釈迦像が黄金の輝きとなった、バックは七色の虹。

セレモニー終了後に起きた不思議な現象！

セレモニー当日太陽からの光（14:00） 太陽から真っ直ぐに光が落ちた不思議な光景。その中に、左写真の立像釈迦が入っている。
瞬間移動と！信じ難き光景。セレモニー終了後の14時頃の時間。
祝宴終了後、日本各地からボランティアで応援に来ていた30名程度の人達全員が見るなり空一面を五色の色に埋まった。
互いの姿も五色の色となりこの世の出来事とは思えない光景。

不思議な光の中に立像釈迦が手を合わせて祈る姿がはいっている
立像は光の上段30mの位置に設置されたいるのに
高台に建立の立像が30m下の光の中に・・・！

今度は涅槃像の顔、胸、胴のあたりが、青色やピンク色や黄色などに映え始めた。
真っ白な御影石の涅槃像と立像は顔面から胸、胴、脚、足と多彩な美しい色合いに光り輝いて、次から次へと流れるように変化していった。
さらに、十～十五センチほどの無数の色とりどりの円形の光が二体のお釈迦様の全体像を彩り始め、これも長い時間続いた。